完璧主義の心理 NLP的には?
義務感は強いが自己評価が低い
完璧主義と呼ばれる人たちは、
妥協や曖昧さを受け入れられず、何よりも失敗することを嫌います。
自ら創りだした高いハードルを越えることが目的で
他者からの評価に重きを求めます。
「白か黒」
「0か100」
「〇か✖か」
・・・というように中間がありません。
自己評価や自己価値が低いために
それを見せまいとして努力を惜しみません。
また、その努力が大切なことと思い込んでいるため
頑張ることが当たり前で
モチベーションも上がると信じています。
だから、「失敗」するという出来事は
許すことができず、
まだまだ努力が足りない!と思い込んで
更なる完璧を目指すようになります。
正義という義務感を持ち合わせているので
たとえば、「虐待」を「しつけ」と捉えるのは
この義務感が強く出てしまうからです。
NLPを使った完璧主義の治し方は?
「~しなければならない」とか
「~するべき」というような
信念は、悪いものではありませんが、
それによって自分自身が苦しむのであれば
手放す勇気も必要です。
NLPの場合(私の方法)は、
その方の「完璧」という概念に気づいてもらいます。
[完璧=頑張る=正しい]という概念を持っているなら
それを壊していきます。
壊し方は、パターンがあるわけではなく
一つの方法として、(今まで結果が早かった)
その方がスムーズに完璧が壊せるように
スライトオブマウスでいくつかの質問をしていきます。
それによってその方の五感に変化を起こしながら
完璧が創られた因果関係に対し
原因や結果を崩していきながら
「完璧に対する捉え方」と変えていきます。
徐々に、
[完璧=疲れる=求めない]と思ってもらことで
本当の満足感は、いつでも妥協できることと
気づいていただきます。
まとめ
―☆人生に完璧を求めない☆―
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完璧を目指せば目指すほど、心は苦しくなります。
完璧を求め失敗すると
自分を責めることでさらに苦しみます。
ほんの少し考え方を変えるだけで、
心が軽くなることがあります。
あなたを救えるのは、あなた自身ですから。
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