求められる人材を育て愛されるサロンへ
今まで常識とされてきた、美容業界の接客方法では満足しないお客様が増えてきています。技術や知識、ノウハウに追われ、どんなに頑張っても結果に繋がらないと嘆くサロンも少なくありません。現代の人間関係や心に抱えた問題は今やおざなりにはできない課題となっています。今や、スタッフの教育は「心のつながり」に特化した指導が必須となってきました。様々なサロン環境の中で、お客様にとってどのような人材が求められているのか理解する為メンタルスキルやコミュニケーションスキルなどを身につけましょう。リピート接客力の人財育成は、NLP、コーチング、心理学、脳科学をベースにしたメンタルスキル(心の技術)を研修に取り入れ、サロンの活性化を図る内容となっています。
理美容業界25年、述べ20,000人以上のカウンセリング実績を持つ、メンタルスキルトレーナーが、お客様の心理とサロンで働くスタッフのメンタル強化とコミュニケーション能力を高め、お客様に愛されるサロンづくりを目指します。
自分を認める力
自分の在り方を良い状態にしておくことは、誰もが望んでいることです。人は自分のことを他者に認めてもらえることが嬉しいことに違いありません。そのためにも、まずは、自分のことを自分で認めることが大切なことになってきます。
どのような状況になっても、どのようなことが起こっても出来る限り最善の方法を選び、お客様や周りの人があなたに対して見せる「反応」に取り組むことができるようになるには、軸をもつ自己承認が第一です。
ここでは、自分自身に質問しながら自分のことを理解することが求められ、知っているようで知らなかった自分自身と向き合います。その中で気づいた人間力は、あなたの魅力であり、目的を達成するために必要な力がついてきます。目的は、自己肯定と、他者理解と、同意を得るための相互理解することによって成し遂げられることです。
自分を認める力がつくと、お客様との互いの価値を認め合える心を持ち、すべてにおいての『調和(バランス)』が保たれお客様が認める人となることでしょう。
質問と対応力
あなたの質問によって相手の答えがあなたの考えと一致しないことはよくあることです。その場合「自分と相手は違う」という認識が、より良い人間関係のスタートになります。相手の考え方の違いをあなたが認め、相手があなたを認めた時、価値観も世界観も広がります。
あなたと他者の考え方が違うということは、新たな考え方を知るチャンスと捉えることです。相手も、あなたとの違いの中で、会話を一緒に楽しみ、共感という中で向き合ったとき、卓越したコミュニケーションが取れるようになっていくのです。
人は自分に興味を持ってくれる人を好きになる傾向があるので、そこを上手く対応できれば、質問力がたやすく身につきます。当たり前のことでありながら、意外とここを意識できていないので、気の利いた質問ができない人が多いのです。「何を聞けばいいの?」「どんな質問をすれば、お客様が喜んでくれるのだろう」といった悩みも消え、結果に繋がり、お客様に喜んでいただける質問ができるようになっていきます。
言葉を伝える力
コミュニケーションとは、簡単に言うとやってほしいことをやってもらうことです。やってほしいことを分解すると「知ること。信じること。感じること。行動すること」です。これらを達成するために会話をし、意思を伝えます。 コミュニケーションを学ぶことは、単にお客様や職場での信頼関係を築いたり、自らの意 思を伝えるだけでなく、お客様に無理なくコミュニケーションをしてもらえることが多くなっていくことです。
しかし、会話がうまくいかないとお互いにストレスを感じるようになり、良い結果をもたらしません。
今日のコミュニケーションは多種多様化しており、受け取り方、考え方、伝え方までも変化して、人と人が言葉として、それを声にして伝え合うことが難しい時代になってしまいました。コミュニケーションに「これが正解です」というマニュアルはありませんが、「どうすればお客様とのコミュニケーションは上手くいくのか」という課題を、会話力を高めることが信頼関係を築く一歩になることを前提に進めていきます。
信頼関係の構築
良好なコミュニケーションの始まりは『相互理解』と『相互尊敬』です。
立場の違いはあるでしょうが、本来、人間の尊厳と言うのは、皆平等であるという前提に立つことです。互いが信頼し合わなければ、そこに協力は生まれず、生産性のない職場や社会になってしまいます。
また、協力の反対は競争であり、相手を負かすことが先になり、自分だけが得をしようとする考えは、良好なコミュニケーションとは大きく離れた考え方です。
信頼関係を築くには、相手の反応をよくみて、その上で相手がしてほしいことを、まず自分からすることです。相手のことを理解することが出来なければ、相手に合わせることはできません。相手の反応や言葉、態度、行動を理解することが出来るようになると、自然と相手のペースに合わせて会話が出来たり、汲みとったりすることも可能になっていきます。
人それぞれ価値観の違いはあっても、「人としての価値は一定」であることを忘れてはいけません。
お客様との信頼は、「あなたの影響力」によって生み出されます。
一貫性、信憑性、社会的立場、好意的な言葉、自信に満ちた態度など、お客様があなたに一目置くのは、そう難しいことではありません。今まであなたが培ってきた経験を素直に表現することから始めて行くことが望ましいのです。
チーム力の向上
チームや組織が機能不全に陥るときは、「信頼の欠如」「衝突の回避」「責任感の欠如」「説明責任の回避」「結果への無関心」などということが起きた時です。
チームは、目的や目標を達成するために業務の流れを円滑にする仲間です。
作業能力の向上、立場と思考を捉えどのような行動をとるべきかなど、チーム全体が取り組むべき課題を見つけるためにあります。
誰かに期待されるのではなく、自らがチームの一員としてリーダーシップをとり、進捗を話し合える力を養っていかなければなりません。現実的な問題と、問題に向き合う心理や感情を伝え、ぶつかる壁に仲間で取り組んでいきます。
ここでは、一方的に教えたり指示するのではなく、心理に基づいて学び、他者を理解し、設定したゴールに向かってチームがどのように行動すべきかがわかってきます。
リーダーシップ
リーダーシップとは、チームメンバーに刺激を与え、やる気を起こさせ、影響を与えるスキルを使っていくことです。
成果をあげたり業績をあげるリーダーは、可能性を信じ、頑固たるビリーフ(信念)を言葉に表します。現実的で、問題を認識し、解決することに焦点を合わせ、戦略的な発想と、実行するために創造し取り組んでいます。チームが常にベストな状態であること、自分の役割をチームのメンバーが効果的に取り組むためのサポートであると認識しています。
《リーダーが取る行動とは・・・》
刺激を与える・動機付けする・影響を与える・模範を示す・道筋を示す・チームを信じる・チームを理解する。
《リーダーが感じることは・・・》自信に満ちている・情熱的である・モチベーションが高い・意識が高い・エネルギッシュである・冷静である・論理的である・共感できる・
《リーダーが信じていることは・・・》失敗はないフィードバックがあるだけ・コミュニケーション反応・行動の柔軟性・チームの最善の状態・精神的なサポート・問題より解決策・チームメンバーの潜在能力・メンバーの正しい方向性。
このように、リーダーシップとは、それにふさわしい心構え、スキル、倫理観、知識を持っていることです。
何をするべきかを伝えることに時間を使うのではなく、その代わり、必要なリソース(資質)は全てその人の中にあると本人に気づかせることに時間を使います。質問によってサポートする力を持ち可能性のあるチャレンジを提供します。
リーダーは、言語と非言語に意識を向け、他者が自分自身で解決策を見つけることができた時、すぐに実行可能なプランに落とし込むよう一緒に取り組みます。相手の意図に意識を向けた関わりに徹することです。
カウンセリングとクロージング
新規のお客様が「ファン」に変わる瞬間は、ほとんどがカウンセリング時の、会話です。「何を聞けばいいのか」ではなく、「何を聞いて欲しいのか」に意識を向けた質問力にかかってきます。
《情報を集めるだけのカウンセリング・結果が出ないクロージング》の詳細はこちらをご覧ください。
売上UPにつながるゴール設定
あなたが望むゴールは、一体何のためにあるのでしょうか?目的が何であるかによって売上も大きく変わっていきます。それはお客様も同じこと。あなた自身がゴールに対してどのように向き合っているのかによって、あなたと関わるお客様も変わっていけるのです。
売上が上がるゴール設定は、お客様との信頼関係から成り立つのですから、この研修を学ぶ前、もしくは学び始めの頃、何かしらの目標があったと思います。その気持ちを忘れずにいれば、それがお客様に伝わり、売上も変わってくるのです。