なぜ、コンセプトが必要か?
お客様が感じる「プロのサロン」とは、コンセプトが明確であることです。
技術さえできれば、サロンが成り立つかというと、そうではありません。接客のスペシャリストがいれば、それでいいのかというとそうではなく、技術が特段に上手だったとしても、それでサロンが継続していけるかというとそうではないのです。お客様はあなたにお金を払うのですから、接客や技術が上手くて当たり前です。
あなたのサロンはどんなサロンなのか?
お客様が来店し、なんども足を運ぶのは「安心」という心理のもとで成り立っています。ですから、あなたが打ち出すコンセプトの中に、「安心だ」と思えるようなものと作るといいのです。
あなたのサロンはどのように社会に役立つのか。
あなたが扱う商品に何があれば売れるのか。
それを明確にするために、売上アップのためのコンセプト作りは、
①あなたがサロンを作ろうと思ったきっかけ
②あなた自身の仕事に対する思い
③サロンを多くの方に知ってもらうための戦略
④あなたのサロンを一言で説明できるか
この4つがポイントになってきます。
要するに、コンセプトとは、「あなたの在り方を明確にすること」です。
売上のために、家賃や、人件費、広告費、客単価を考えるのはサロンを維持するために大切なことではありますが、本当にお客様のためにと考えるなら、あなたがどんなサロンにしたいのかというコンセプトを常に口に出すことです。夢のないサロンは、それだけで魅力が半減しますからね。
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