エステティックサロンを運営していく以上、「売上」はいつまでもついてまわる課題です。
現在の売上をさらにアップさせるには、「現状把握」と「問題のあぶりだし」を意識しましょう。
基本の部分
売上を上げようとする時、
「数字に強くなければだめだ!」と、捉えていませんか?
大事なことは、経営者とリーダー、さらにスタッフ全員が
売上を上げることの意味や目的を共有していることです。
しかし、サロンの数だけ経営の方法があるように、
売上の上げ方に一遍通りはないのです、
つまり「正解」がないということ。
とはいえ、サロンを軌道に乗せるには、
やはり「黒字」と「赤字」を考えていかなければ運営が成り立ちません。
現状をしっかり認識すること
まず、様々な角度からサロンを分析します。
固定支出・光熱費・人件費・広告費・減価償却・流動経費・仕入れなど、
総経費の捻出、コスト削減を念頭に取り組みます。
個人サロンはもちろんのこと、スタッフが多数いる場合も、
経営者(オーナー)とスタッフ全員が、
経営という角度で全体の数字を見ていかなければなりません。
そして、サロンに関わる人たち、
すべての満足度を上げなけれ目標に達成することはできません。
そのために必要なのが「売上計画」と「年間スケジュール」です。
売上計画と年間スケジュールをつくるために現状をしっかりと認識することです。
新規客数、顧客数、月来店数、客単価、商品単価、効果のあった広告、チラシなど、全て、カルテから洗い出しをして数字を出していきます。
こうすることでお客様の動きがわかり、人気のないメニューや無駄な広告もわかってきます。
そして、「自分がどのメニューをたくさん手掛けたのか」が把握でき、
何%の割合で、リピートしてくださっているのか、数字が出てきます。
こうして、数字の洗い出しをすることで、自分の売上を管理できるようになっていくのです。
=まとめ=
1・売上を上げるのに数字に強くなる必要はない!
2・カルテの洗い出しから現状を把握する!
3・無駄なものを省き、強みをしっかり伝えよう!